wonder と wander
まずは基礎事項を押さえましょう
wonder
発音:[wˈʌndɚ]
意味:(不安・疑問・好奇心などを持って)~だろうかと思う
とりあえず、確信ができないことについて推測している時に使われます
wander
意味:歩き回る、さまよう←ここから派生して「はぐれる、脱線する」などもあります
発音:[wάndɚ]
それぞれの単語の詳しい使い方については、今回は省略します
受験生は、wonderの方は使い方が色々あり会話でも良く使われるので確認しておきましょう
まず混乱するのが(自分だけかもしれませんがw)、スペルです
どっちがoで、どっちがaか忘れちゃうんですよね
こういうときは語源や関連語を調べてみましょう
まずwonderの方ですが、これはwonderfulという超有名形容詞の動詞形です
実はwonderは自動詞でwonder at ~ =「~に驚く」という意味はまだ残っています(他動詞の方がよく出てきますが)
おおざっぱに、感情についての「ワンダー」→wonderful→wonderという感じで覚えましょうw
お次はwanderです
こちらは、wind(ウィンドじゃなくてワインドの方)という動詞の親戚で、windの意味は「巻きつける、曲がりくねって進む」などです
受験生はwindも覚えましょう
wanderもwindと同じような「グネグネした感じ」を持っていますので、「さまよう」「ぶらつく」などの意味を持ちます
ぶらぶらする方の「ワンダー」→wind→wander
または、歩き回る(arukimawaru)→wander
難しいのは、発音のほうではないでしょうか
いわゆる、[Λ]と[a]の違いです
wonderが[Λ]で、wanderが[a]です
イメージとしては、[Λ]は喉の上の方で言う「ア」ですね
何かに驚いて「アッ!!」と言った時の音に近い、と言われますが、日本語はそもそも「ア」を区別しないため、無意識に色々な場所を使った「ア」を使い分けているので参考程度にした方がいいです
次に[a]ですが、これは喉仏を下げて喉の下の方から出すイメージです
くぐもった音になるので、普通の日本語にはない音ですね
アとウとオが混ざったようなような音になるのでワンダーというよりウォンダーという風に聞こえます
こればっかしは理論というより、無意識で出せるようになるくらい練習するしかありません、頑張りましょう
・発音記号の発音について
これは勝手な個人の意見ですが、英語はもはや世界共通語となり様々な母国語を持った人に話されています
なので当然、話し手の母国語に引っ張られた英語になり、英語もかなり発音の許容範囲が広がっています
要するに、細かい発音の違いなんかよりも、話す内容の方がはるかに重要ってことですよ